書籍編集者・
プロデューサーの
渡邉理香です。
最近独立してビジネスを行っている起業家や経営者以外で…。。
会社勤めしている中で「著者」として活動してみたい、、
というビジネスパーソンも少なからずいらっしゃいます。
で、こういうステイタスを持っている人にとって、大事にしておいてもらいたいなあと考えることについてお伝えします。
それは何かというと、
ノウハウやスキルを
アウトプットして、
コンテンツ化しておく
ことです。
おうおうにしてサラリーマンの場合、ご経験や実力、実績はあるけどそれを体系的にコンテンツ化していない(仕事柄できづらい)、ってことが憂慮すべき課題。
ようは、サラリーマンとして実務レベルで成績優秀でいろんな経験をしていて…
部下を指導したり
難しい仕事をこなしたり
経験年数も長かったり、、
出世もある程度している。。
でも、それを「自分のなか」だけで完結している人が大多数で、、
アウトプットしてシェアされたりして、
コンテンツ化していない!
って状態にある人が圧倒的なので、、まずは、自分の中だけでスキルやノウハウをためこまないで、
きちんと放出(アウトプット)して
反応をみたり(市場調査)して
コンテンツに落とし込むことが
大事だと思います。
私の場合、KADOKAWA時代に「お勤めの状態」でも著者としてお付き合いさせてもらったビジネスパーソンは多数いらっしゃいます。
代表的な本としては、コクヨ株式会社さん、そしてそちらにお勤めの下地寛也さんがあげられるでしょう。
下地さんは、ご自身がお仕事で手がけられてきた「研修事業」を基盤としたスキルやノウハウを集約した数々の本を手がけられるに至っています。
ここで大事なのは、上記の本のネタは…基本一度は「世に出ている(出している)ノウハウ」である、ということ。
何も下地さんの頭の中だけで考えられていた、蓄積されていた、ということではなく、
いったんはセミナーや講座、ほかなんらかの形でアウトプット&シェアされたものが基盤になっている、、
ってことが重要なんです。
まあ、より率直にいえば、、
あなたが頭の中だけで
考えているアイデアレベル
で商業本は成り立たない!
ってことですね。
セミナーや講座
講演、研修事業
それこそ、SNS全盛のいまでは
ブログや
ツィッター
youtube
note
オンラインサロン
といったストック型のメディアを活用し、情報を先にアウトプットし、
受講生や
読者
フォロワーの
反応をもらいながら
コンテンツ化している!
という状態で
商業本を考えることが
望ましいですね。
サラリーマンでも自身の考えを実名出さずにブログにアウトプットすることで、読者やフォロワーに大好評を得て商業出版して、結果ベストセラーになった本もあります。
例えば以下のような本とか…
「読書猿」というブログnameで自身のノウハウをアウトプットしていくことでコンテンツ化され、本になり、ベストセラー…。。
https://readingmonkey.blog.fc2.com/
この方は、独立されてビジネスをしている著者ではありません(少なくとも上記の本を出している時点では。。今はもしかしたら作家業に専念されているかもw)。
起業家や経営者ではない方でもこのように本を出すことができています。
サラリーマンでもセミナーや講演、雑誌での連載などを先に行う(アウトプットされていた)なかで私がスカウトさせてもらい(KADOKAWA時代)、著作を出された方もいます。
それが、Microsoftの澤円さん。
この方も独立はされていない形で商業本をだしてらっしゃるので、ぜんぜんこういう形もいけるのですが、、
やはり
先に「アウトプットしていた」
「世の中にご自身の思いや考えを、
出していた」
というのが前提なんですよね。
だから、サラリーマンで商業出版を目指すのであれば、、
いきなり「自分の考えを本にしよう!」ではなく…
この令和の時代でおすすめなのが…
やっぱりブログなどのSNSでアウトプットするか、、
なにかご自身がおもちのスキルやノウハウを
「公に発表する」「公にシェアする」
そういう場をもって、
発信者になる!
(セミナーや講演やイベントなど。いまならオンラインでもできるから)
てことが最短ですね!!
悶々と自分の中だけで
かんがえて、、
あたためて、、
一サラリーマンとして真面目に着実に生きて…
埋もれたまんまで…
編集者の意見をききたい!
プロの反応を知りたい!
という考えは完璧に「昭和」で終了。。。
もうそういう考えは捨てましょう。
なんでもいいから、先に公に発信しなさい。
先に世にアウトプットして反応をもらいなさい!
ってことです。
自分のなかでチマチマ考えて逡巡しているばあいじゃないですよ(^^!
ちなみに…。
上記に事例としてあげさせていただいた、下地さんや澤さんの「著者インタビュー」を下記記事にまとめています。
出版するまでの経緯や、著者として活動するうえでの思いや方法について開示いただいているので、ぜひご一読をおすすめします。
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