コンサルティング

出版プロデュースで詐欺に遭わないために大事なこと

商業出版の世界ではびこりやすいのが「詐欺」という出来事です。
特に下記のような状況が最たるものですね。

・出版のプロデュースしますよ!と言われてお金を払ったけど、その後音沙汰がなくなった。連絡がつかなくなった。企画書も何も作ってもらえず、動いてももらえなかった。
 

こうならないために大事な心がけと行動(見極め方)をあえて書かせていただきます。
 
 

 

1)実績と経験を明確に発信している人に依頼する

出版プロデューサー、と呼ばれる人たちの中には「ホームページ」やSNSを満足に発信していない人もいて、そういう中に詐欺的な人がはびこりやすいのも事実です。
 
なので、やはり
・HPを持っていて、自分の経験や実績、を明確に発信している
・SNSなどで活発に活動や実績などを発信している
 
こうした方を中心に探されることをオススメします。
  

 

2)割と名が知られている出版社の編集者などに依頼する

私もそうですが、元出版社の編集者、出版社の営業・マーケティングを担当していた人、など本の「作り手・売り手」だった人のプロデュースやコンサルを受けられることをオススメします。
 
もちろん著者の方で「出版のプロデュース」やコンサルの事業などをおこなっている人もたくさんいます。
しかし、著者の方は自著の目線からの「出版業界観測」になりがち。
 
編集者や出版社のスタッフだった人たちは、著者も一人だけでなくさまざまな著者・テーマ・ジャンルの本を扱っているので「視野と視座が広い」です。

ビジネス・実用書の編集者は特に年間、最低でも10人の著者と付き合い本を出す仕事をします。

たった一人の著者、著書だけを見ている訳ではありませんので、あらゆるテーマやジャンルの「本作りのやり方・売り方」に精通している場合がほとんどです。

その意味でも「出版社の編集者」だった人を頼みにすることをオススメします。

そして、できるだけ「名が知れた」「老舗」「書店でよく見かける出版社」に所属していた人を頼みにする方が、プロデュースやコンサルの精度も高く、実績も出やすいでしょう。

とはいえ名称によっては「出版プロダクション」だったり、50年も続いてない極小すぎる出版社の編集者の人もいたりするので、名前を聞いたらご自身でもHPを確認するなどその人が所属していた出版社のことを調べてみることもオススメします。

 

3、あなたのことをやたら褒める人は避ける

本を出したい人ほど「褒められると、有頂天になりやすい」ことがなぜか多いです。おそらく「共感者」がいてくれることが嬉しくなってしまう、、という心理状態なのでしょうが、実はこれがキケン。

 

商業本の著者の方々をゴマンと見てきましたが、その9割以上は「冷静」な方が多いです。そして「何かよくない点などあれば、遠慮なく指摘してください」と謙虚な姿勢を見せられる方も圧倒的です。

 

その意味で、あなたの出版のアイデアやコンテンツに対し「褒めちぎるだけ褒めたり」「やたらと”簡単に出版できますよ”」とか言ったりして、やたら持ち上げるような言動ばかりが並べ立てられる場合は要注意です。

 

本当に良質なコンテンツは「最初から完璧なもの」ではありません。
さまざまな議論や検討、見解、アウトプットなどを経て「作り上げられていくもの」です。
ましてや「本を一冊も出していない人」は、言ってみれば「初心者」状態。
生まれついてのプロなどいません。だからこそ、「持ち上げてばかり」の人は本当に要注意なのです。

企画に対して真摯に考えているプロは、基本「持ち上げません」。

特に出版社にいた編集者などのスタッフほど、時には厳しく、時には叱咤しつつ、最後の最後まであなたの「応援者」として並走します。

そういう資質を持った出版プロデューサーやコンサルタントほど、実績や経験も豊富で本当に頼りになる人になりますので、ぜひ頼みにされるとよいでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。
ぜひあなたに最適な出版のプロデューサー・コンサルタントを見つけていただき、本当に幸せ圧倒的に成功できる商業出版を行っていってくださいね。

 

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