出版マインド

本にとって真のお客様は「◯◯◯◯◯◯」です。

編集プロデューサーの渡邉理香です。

 

 

SNS界隈、そろそろみなさん発信に疲れてきたかな?
と思うのは私だけでしょうか。
いっときすごく盛り上がった時期にくらべ、やれ「拡散しなくなっただの」「アルゴリズムが変わって、このツールはもうダメだ」だの、、、いろいろと意気消沈するエピソードも各所から聞かれて久しいですよね。
facebookから営業的な言葉や発信もほとんど見かけられなくなったし。
でもですね、、、私的にはこういう時にこそ、ブレずに発信し続ける人が最後は勝っていくのではないかな…とも思うわけで。
メルマガとブログがぜんぜん廃れないし、経営活動において必須のツール&スキルとなっているように、SNSも私からみたらまったく廃れていないし、むしろ既存のメディアを食うくらいになっているのは確実ではあるな、とやっぱり思います。
でもビジネスもそうだし、メディアなんてとくにそうですけど「移り変わりが激しい」のは世の常。
おまけに日本の消費者は、本当に「飽きるの」早いです。
流行大好き。乗っかり大好き。牛後大好き。「みんなやっていること」大好き。
いま「タピオカティー」がめっちゃ流行っていて、それこそ東京では「こんなところにお店が!」というくらい溢れ始めているし、行列もできているけど、さて、、そこから残っていくのは何店舗なのか…。
そもそも台湾では、オーソドックスな飲み物(国民的人気のそれ)ぽいですが、日本ではこれからどうなっていくかな・・・?というところが見ものですな。

SNSみててもそうなんですよね。同じような言葉使いで同じような写真載せて、同じような伝え方している人はやっぱり多いですよね。
なぜかというと、個人ビジネスをやっている人がSNSを圧倒的に使っているから。
会社員の人はよっぽど意識高くないと、SNSを使いまくっている人はいないでしょう。
アカウントはもっているし、チョコチョコっとアップはするけど、基本は「見る専」て言う人が多いでしょう。

で、ここで今日一番の話題ですけど、ちなみに本ってこの日本のなかで、どんなカテゴリの人が一番の読者ターゲットになると思いますか?

実はですね…。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サラリーマンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社勤めの人、です。
そういう人たちが圧倒的な「読者」でありお客さんです。

 

 

だって、日本はビバ!サラリーマン社会!!
すべてサラリーマンのために、社会制度ふくめ、施策がなされているもの!
年金2000万円発言だって、あれは日本国民ではなく、「日本サラリーマン」を前提としたものですからね(と脱サラ民はあらためておもう!)

 

 

編集者からオファーがかかりやすいのは、圧倒的に「フツーの日本人」「フツーのサラリーマン」「フツーに会社勤めして、仕事して、フツーに生活している」人たちを意識した企画です。
だってマスをとらないと。限りなくマスをとっていかないと!
価格安いし、多売しないといけない商品ですから。
本はバックエンドじゃないですからね。
もちろん、専門的な内容だったり、一部専門家向けで多売できている本もあります。
でもそれも「専門的といえども、その専門業に就いている人たちの母数が多い」「その専門的な領域に関心が集中している」ので本が必要とされているわけで。
テーマや業種・ケースによっては「読者がたくさんいそう!」とあなたが思っていても「市場を冷静に調査すると、圧倒的に少ない」となることもある。
その辺りの情報は、やっぱり編集者や出版社の人たちが正確なところをにぎっているので、そこをどううまく情報を掴むかですね。

 

あと、ビジネスで儲けているからといって、それがそのまま本のテーマとして最善ともいえないです。

ビジネスでの市場と、出版の市場は様相がまったく異なるので、混同すると痛い目みちゃうんだなあ・・・これが。
「本を出したい人がイメージしている世界」と「出版の世界」のズレをどう解消するか、が今後の私の課題でもありますね。

 

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