ビジネス・実用書出版コンサルティング+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉です。
改めて、「商業出版」をお考えになっているビジネスパーソンのあなたへお伝えしたいことをまとめてみました。
ぜひ読んでくださいね。
出版に関し「憧れ」や「羨望」そして「ビジネスツール」「実績」として本を出してみたい。。。と持っている人は多いです。
そんな多くの方は「本」に影響されてきています。
・良い本に出会った
・本で人生が変わった
・本でこれまでの悩みが好転した
・本によって、人生の試練が改善した
・本によって楽しい生活が送れるようになった
・本を出して、次元上昇している知人を見た
・本を出すことで、ビジネスが発展する経営者を間近で見てきた・・
本って素晴らしい!
本ってすごい!
って思われたり、
本の威力を知る(知った)ことで、
「自分のビジネスの認知やビジネスノウハウの拡散にもうまく活用したい!」
と思われるビジネスパーソンは多いです。
よく理解できます。
ただ、ビジネス書や実用書の世界は本を出そうにも「新人賞」や「文学賞」というものがありません。
なので「どうやって出すか」がとても大切になってきます。
ビジネス書や実用書の場合は2つのルートがあります。
1)編集者に見つけてもらう
2)自分から編集者にアプローチする
これですね。
1)については・・・「理想的な」出版です。編集者が見つけるので、とてもスムーズに事が運びやすい。
編集者から「あなたに本を出してもらいたい」と言われたら、嬉しくない人などいないと思うのです。
そして、編集者ももう真剣になっているので、出版企画が会議で通過する率も高まります。
でも。
1)ばかりではないのも現実であります。。。
頑張って編集者も良い著者を探してオファーしたいのですが、なかなかそういう時間と余裕がない場合も・・・あります。
タイミングが悪い場合もあります。
そんな中で2)のルートもあるのです。
自分からアプローチする、という方法です。
このためには「出版企画書」が何よりも大事になってきます。
企画書が「話のネタ」になるから。
企画書を作って、アプローチすることで編集者によっては
「あ、こういう人が世の中にいたんだ」
「こんなコンテンツがあったんだ」
と発見するきっかけにもなります。
だから新著者発見!の機会を与えていく行動を起こすことになる。
ビジネス書の著者になるにはこの2つのルートがあることをおさえておきましょう。
で。
次に大事なのは
「選ばれる」著者
になることです。
そのためには、
>選ばれるためのリソースを編集者に情報として与える
事が大事。
それを行うためには「出版企画書」をただ漫然と「自分が出したい!」「自分が書きたい!」本の内容を書くのではなく、
>商品設計書
としてまさに「企画を立案」しプレゼンする、意識と行為が大事です。
しかし、9割以上の出版したい!起業家・経営者はここが今ひとつ組み立てられません。
一生懸命お考えになったりセミナーや出版塾などに行って書かれるけれど、今一歩だったりします。
だからこそ私もコンサルなどでその辺の改善方法や、よりよく出版に到達できる方法を、お伝えしたりはするのですけどね。
ただ、
>編集者にオファーされやすい出版企画書を作る
ことは、とにかく大切です。
商業出版は「出版社の協力が取り付けられなければ」本を出せません。
自分一人で”頑張ったって”無理です。
出版社から、編集者から、応援されないと。
だからこそ、出版社の協力が取り付けられるようプレゼンしないといけないわけです。
そのためには、、、
プレゼンできるよう、自らのビジネス・コンテンツ(書籍用のコンテンツ)も磨いて・質を高めておく必要がある。
となると、、、やはり「ご自身のビジネス」や「コンテンツ」を充実させておくことが大事、、、
になってくるわけです。
商業出版にも通用する「コンテンツ」を磨いていく事が大切なのですよね。
すなわち
・売れる起業家/経営者
として立っていただくことや
・コンテンツを先に発信したり拡散させたりして、多くの人から「フォロー」いただいたり、「ありがとう!」と言葉を受け取る行動をとっておく(売れるコンテンツ商材を作っておく)
事が大切になってくるわけです。
ただただあなたが頭の中で
・考えている
・作戦を立てている
このことがそのまま本にはなりません。
一度アウトプットして、サービスとし世に出して、「臨床」をしてもらって実証が伴っていないとノウハウ・コンテンツとしては有益ではありません。
お薬と一緒です。
臨床結果が出てもないのに薬を売れませんよね?
そんなことしたら人の命にかかわりますよね?
ビジネス・実用書も「ハウツー」を売ることになるので「薬」と一緒なんですよ。
だからこそ、ご自身のビジネスコンテンツが「世の中にたいし臨床が済んでいる」状態にしておいてほしいのです。
それが「オリジナルコンテンツ」として商品としての「商業本」になっていけるわけです。
その意味ではビジネスパーソンとしてしっかり「コンテンツ磨き」をしておくこと、そして「その道の専門家(プロ)として教えられる人」になっておきましょう。
最後に。
ビジネスコンテンツを磨いていくに当たって「あなた自身」のコンフォートゾーンもしっかり広げておきましょう。
実績がある人というのは「コンフォートゾーンが広い」人でもあります。
でも意外に「本を出したい」
と思っている人の中には
・木をみて森を見ず
傾向にある人も結構多いです。
・点しか見てないのに、さも「面」全てを知っている
ようなモノの言い方、考え方をしている人もいます。
・あなたが思っている以上に・・・あなた、井の中の蛙ですよ
って見て取れる人も圧倒的です。
やはり商業本を行って次元上昇を遂げている著者・経営者の方は、、
>コンフォートゾーンが広いなあ
と思える行動・言動・意識・思考があります。
怯まないし
柔軟性も高いし
臨機応変に動いてもらえるし
主体的で、積極的であるし
「ギバー」の精神があるし
吸いも甘いも体験している
人を巻き込んでいけれるし
応援もしてもらえるし
エネルギーも高いし
人脈も広い
偉そうにしていないし
なけなしのプライドがないし
人の痛みがわかっている
読者を想定できる
読者(お客さん)に何を与えると喜ぶのか知っている
自分磨きがナチュラルにできる
感謝をしている
自分の言葉を持っている
・・・・・・・
他にもいろいろありますが。。
もちろん「クセのある著者」「あくの強い著者」もいますよ。
でも私の周りでビジネス・実用書で堅実に著者活動&ビジネス活動を行っている著者の多くは、、
・とても朗らか
です。
ああ、支持される理由がわかるなー
愛される理由が理解できるなー
本を進んで購入いただける点も納得いくなー
って感じが私から見ても漂っています。
だから
・売れる本が書きたい
とか
・自分の〜を伝えたい!
とか、自分だけにベクトルを向けるのではなく、、
ましてや!
>>本出して、偉い先生になって、評価されたい・・
なんて潜在意識はもっての他!なんですが、、
(それだったら別で承認欲求満たしてきてください)
本当によのため人のためになる、広く浸透させられるコンテンツってなんだろう、とアンテナを張ってください。
それでなくても昨今では「リアル書店の一時閉店」「完全閉店(撤退)」ニュースも相次いでいます。
あなたの本を売る売り場、、どんどん少なくなっているんですよ。
このこと、よくよく理解しておいてください。
本を出したい!
そのあなたの夢や目標はわかりますが、、
決して安穏としてはいられない業界ではあることは確か。
ぜひ心して、スピード感は上げて行動していってください。
「いつか出版」
「いずれ出版」
なんて、、、
わかりますが、悠長にはしていられません。
時代はどんどん早く変化していってますからね。
ということで、色々と書きましたが、、これまでの編集者人生および、私の出版コンサルのクライアントさんで、見事出版を実現されより良い次元上昇をされているかたに共通して言えることを鑑みながら、書かせていただきました。
あなたの出版活動により良い後押しとなれば幸いです。
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