出版の基本

協会講師(認定講師)系の人が商業本を考える上での要注意点

ビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡辺です。

先日は著者の方が主催する起業コミュニティで、「商業出版セミナー」を行わさせていただきました。

セミナー後、希望者の方に出版相談を行っていたのですが、、

その中で、、
「〜協会」に属していたり、
「〜協会」の知恵や知識を習得したり
「〜協会」の認定講師的なステイタスにある人が
商業本を考えるにあたってめちゃめちゃ大事なことがあるなー。。

と思えたので、その辺をシェアします。

結論から言うと、、

〜協会とかで
「知識を習ったり」
「教育商材(テキスト)を買ったり」
「資格を取ったり」して・・・
「認定講師」
とかになられたり、

講師まではいかないけど

知識
ノウハウ
スキル

の8割以上
その協会のものを
利用して、、、

講座や
セミナー
SNSでの発信
教育的ビジネスされようと
している方、、

 

超!要注意です。

 

なぜかというと、、、

そのスキルやノウハウは「あなたのオリジナルなものではない」からです。

 

”〜協会”が教えている
スキル
ノウハウ
知恵
知識
・・・
これって誰が「ゼロからイチ」を考えましたか?

 

あなたが、全部構築しているわけではないですよね?

 

あなたに
スキル
ノウハウ
知恵
知識
「教えてくれた」人のものです。
 
 
ようは、「協会のトップ」の人のスキル・ノウハウに「著作権」があるのであって・・・

厳密に言えば「〜協会の生徒であるあなた」の「ものではない」

 

ことが多いです。
(もちろん中には協会に縛られないケースもありますが)

 

だからこそ、〜協会で教えてもらったことがベースになっている状態で、本が書きたい!

 

というのは、、、不可能です。

だってその知識
ノウハウ
スキル
知恵
知識は・・・

あなたのものでなく・・・

あなたが教えを乞うた

「協会のトップのかた」
「協会長」
「協会代表」
「協会理事」

などの肩書きを持つリーダーのものだから。

なので、、、

〜協会に属していたり
〜協会のテキストを元に知恵やスキルやノウハウを習得してしまい、
それが本の内容のベースになってしまうようであれば、、

出版できませんのでご注意ください。

出版相談などをしていて、こうしたケースは多いです。

本人が一番気づいてないけど・・(苦笑。。

だって、
元を辿れば「あなたがゼロから生み出したスキルやノウハウ知識や知恵じゃない」でしょ。

「誰か別の人が作った」ものをあなたが教材として買って、身につけているものだから。

オリジナリティが完璧に欠如するので、、出版を考慮するなら

「あなたではなくその協会のトップの人、◯◯講座を開発した人に執筆依頼した方がいいでしょ」

って編集者は考えるし、そういう話になるんです。

わかりますか??

〜協会とか
〜資格とか
を発行している、、

そういうところで
講座やセミナーなどに
参加して、、

スキル
ノウハウ
知恵
知識

・・・これらを学んで、この内容をベースに学びビジネスを展開する「特に女性」は非常に多いです。

いわゆる
「認定講師系」
ですよ。

そして、それを基盤として出版したい、出版を考えているのだけど、、

という相談や話はめちゃくちゃ多いのですが。。

繰り返しますけど、

あなたが保持しているスキルやノウハウは「厳密にいうとあなたのものではない(転用利用している状態)」ので、、

商業出版の世界では「難しいですね」

となります。

再度繰り返すけど、、
あなたがゼロから考え構築した「オリジナルメソッドではない!」からです。
 
 
だから、商業出版は限りなくハードルが上がる。

あなたではなく
〜協会
〜資格
認定講師

を発信・発行している協会長に編集者も執筆を依頼するのが、本筋だから。
 
 
 
よって、
〜資格
〜協会

・・・これらから知識や知恵を学んで「認定講師」とか、、
認定はされてなくても「誰かから教えてもらったスキルや手法を軸に講座やセミナー、発信を行うステイタスに当たる人」は、、

そのままだと、オリジナリティが完璧に欠如した状態になるので、、

また新たに
完全オリジナル!な、、まさに「あなただけ!の」
スキル
ノウハウ
知恵
知識
手法
方法

イノベートして
臨床して
整理・体系化して
コンテンツ化して
==ビジネスとして確立しておいてもらわないと

オリジナルコンテンツとして出版社は取り扱うことができませんので、ご注意ください。

もっとぶっちゃけて言えば、、
〜協会
とかに所属して「お弟子さん」みたいな地位に甘んじていては商業本の著者は務まらないんですよ。

時々

「〜協会でセミナーや講師してます、、」

みたいな人いるけど。

そういうのって
完璧
「自立できてない」
んですよね。。

お弟子さん状態だから。

そんなさ、、、誰かの下について安全安心な環境にいては商業本の著者は務まりません。

ていうか、
読者からクレームきちゃいますよ(苦笑。

はっきり言います。

リーダーにならないと。

あなたが先頭に立っていかないと

ファーストペンギンになっておかないと。。

あなた、本物のリーダーですか?

まだ誰かの
組織の
団体の
「傘下」にいたまんまになっていませんか?

そういう段階は、商業本の著者として本を出すのは完璧に適さなくなるのでご注意ください。

なんちゃって起業家になってはダメだし、
なんちゃってビジネスやっててはダメですよ。
 

 
トップを狙いなさい。
トップになりなさい。

その地位で、多くの人を助けて役立てる人になって・・・
「ありがとう」という言葉をゴマンと受け取って、先におおいな社会貢献をしておいてください。

そう。
むしろあなたが「協会長」のステイタスになっていくことが、大事なんですよね。

だからビジネス書や実用書の著者は、経営者=リーダーのタイプが多いのです。

こういう知識も覚えておいてもらえるとありがたいです。

今日も読んでいただきありがとうございました。

==========
出版プロデュースやコンサルティングに関しては「出版相談」にてお話を伺った上で、ご提案を差し上げております。ご興味あれば出版相談にご参加ください。

メルマガでは、さらにお得なコンサルティングやプロデュースなどの情報もお届けしております。商業出版のことを網羅して学ぶこともできますのでご登録もお待ちしております!
メルマガ登録はこちら