出版の基本

出版費用を著者が負担する、の真意について。

書籍編集者・プロデューサーの渡邉理香です。

 

 

 

出版に関わる仕事をしていると、以前から以下のような発言を聞いたり見たりします。

「出版社が新人著者に対して買取などの費用負担をもとめているから、はやく出版をしましょう!」

これについて、編集者の立場として見解を述べますが…。

ポイントは3つあると思います。

その1)「著者(著者候補)として、魅力(影響力)が弱い」

起業家・経営者・著述家で
昭和や平成時代のように、「圧倒的なカリスマ」が
少なくなってきているようにも思います。

だれもがスマホを使い

だれもが、情報を拡散し

だれもが、おなじようなノウハウを共有できている。

だから、ぶっちゃけ

「似たり寄ったりの人」が溢れている。

といえるかも。

そういう人たちが、

「あの人が出しているから私も!」

みたいにおもって、
いざ企画書を書いて送りまくるわけなのですが、、、

>なんかこういう人、ほかにもたくさんいるよね。

>こういうテーマやメソッド、聞き飽きた。

>本当に売れるの?
たくさん読者がつく可能性あるの?(万単位で)

みたいに編集者たちは瞬時に判断してしまい、

「企画は悪いわけではないけど、
本当に売れるかどうかわからないから
一部負担いただけるとありがたい」

って逆提案をしてくるわけで。

で、私は自費出版や協力出版的なものは
まったく否定しません。

実際それらを「積極的に戦略的に活用する」ことで
売れている本もたくさんある。

ご自身のメソッドや、
法人・団体としてのノウハウ伝授、
ブランド向上を主目的として作ることで、
本当に必要としている読者に
届くケースもたくさんみてきています。

良い点も多いので、やるなら能動的に動くといいでしょう。

でも、そこではなく、あくまでも「商業出版」を狙いたいのなら、、

「どんぐりの背比べ」

はやめることだし、

・いかに突き抜けるか

・尖るか

・エッジを立たせるか

・エバンジェリストとしての
力を高めるか

・経営者・起業家としての経営能力を
しっかり高めて、個性があって魅力的な
人間になれるか

・ノウハウやメソッドにエッジが立たせられるか

が重要になってくると思いますね。

その2)ニッチジャンルな場合

ようは「マス」の市場で読者がとりづらい。

というジャンルやテーマで出版を望む場合。

本って、薄利多売なんですよ。

だから「たくさん集客できるかどうか」かが、カギにもなってくる。

一見「みんながもとめている!」ように思えるテーマやジャンルでも、出版の世界(市場)からすると、まったく読者(お客様)が少ない!

ってケース結構あるんですよね。

読者数が少ないジャンルだと、販売的に広がらないから、収益が上がりにくい。

ビジネス上利益があがりづらいことから「費用負担」を出版社がもとめてくる、といえましょう。

この見極めについては、自分が目指すジャンルの本がでているか。

それなりに多くでているか。

最近の新刊があるか。

専門的すぎないか。

というのもひとつの確認方法だし、

あとは「専門家に聞いて、最新事情を確かめてみる」

ですね。

私の「出版相談」では
その辺のことにも詳しくお伝えさせていただいておりますので、よろしければご活用ください。

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3)本当はいいコンテンツをもっているのに、企画書に反映されていない

自己開示が不完全、ともいえるでしょう。

出版社があなたの本をだしたい、と思った時に一番大事なのはやっぱり

出版企画書

です。

その意味でも、出版企画書をいかに適切に書けるか・まとめられるかが勝負の分かれ目。

企画書に書いていないことに、編集者は一切めを向けません。

だから出版企画書ってすごく大事です。

プレゼン文書でもあるし、ビジネス文書でもあるし、機密文書でもある。

出版企画書に、本の内容〜ご自身のすべてを落とし込む必要がある。

だから出版企画書は、書くなら適当に書いてはいけないし、ただ熱い思い・自分の思いを書いただけでもいけない。

そして書いて、編集者に見てもらって検討してもらって、企画通過で本になる!ためにもコツがいろいろとある。

見せ方、だいじなんですよね。

ただツラツラ真実や、伝えたいこと書いたって、、編集者には一切伝わらないので。

そして「本に書くから、まだ書かなくていいかな、と思って」書かない項目やコンテンツがあったら要注意です。

そんな「有料のコンテンツ」を企画書に落とし込む必要がある。

なぜならそこに、オリジナリティが一番眠っているからです。

出版企画書は、まだ読者にみせるものではない。

出版社や編集者に見せていくもの。

だから、なにも心配することはないと思います。

だれもあなたのスキルを奪うことは無いので。

自らのノウハウや売りになっているコンテンツは
惜しまず開示して、企画書に落とし込むことを
お勧めいたします。

**************

圧倒的につきぬけたり、目立ったりするようになると、
いい意味でも悪い意味でも「反響や反応」が
寄せられます。

良い引き寄せもあれば
悪しき引き寄せもある。

でも、これが世の中の正解でもあり、

これがないと、平等な世界でもなくなってくる。

その意味で、著者ってやっぱり「特殊な」仕事でもあるし特別な存在でもあるなあ、ってあらためて思いますね。

誰もが気軽に簡単に、、なれるようで、なれない。

本を出せるようで出せない。

出版してうまくいっているようで、そうでもなかったり…。

いろんな出来事がどんどんおこってってくる。

でも大事なことは

>本を書くこと・出すことを
ゴールにするのではなく

>本をだして何をしたいか、
どんな展開をのぞむか、

この「視座を高める」ことだと思います。

トップアスリートは、トップアスリートであることを維持していかないといけない。

金メダリストは、金メダリストでありつづけ、自己記録更新を期待される。

上は上を目指していくものです。

終わりない戦いである、ともいえるでしょう。

だからこそ、魅力的でもある。

だからこそ、プロの世界というものへの「憧れ」はやまないと考えます。

出版は著者として活動することは、「プロ」の世界です。

パッとでで本を出したいなら、いまならどんな形でも出せますからね。

オンデマンド出版でも、いい造本してたりするから。商業本のつくりとあまり遜色なかったりするし。

でも、商業本の世界は「プロ」の世界なので、プロの著者として、いかに突き抜けるかが本当に大事なります。

薄利多売商品だからこそ、たくさん売り抜いていかないといけない商品だからこそ、

著者自身も、「売れっ子起業家」「売れっ子経営者」の手腕があらゆるところでもとめられているのだろうと思いますね。

とにかくガンガンに突き抜けて、きちんと経営して仕事のレベル高めて、先にカリスマを目指すほうが圧倒的に早いですよ。

そして、出版社の編集者から「すばらしいので、ぜひうちで本をださせてください」と頭を下げさせるくらいの人になっていただければと思います。

そういう人になったり、

そういう企画を保持してたり、

そのコンテンツが明確に企画書に反映されていると、

確実に編集者は手放しませんので〜。

というわけで本日はここまで!

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