出版の基本

本作りは「ロマンとそろばん」の掛け合わせが大事

書籍編集者・プロデューサーの渡邉です。

 

 

 

こういっちゃあなんですが、ここ数年、、、

「ビジネス書や実用書」

の面白さが半減しているかな…

と、編集者のくせに思っていたりも(笑。。

プロダクトアウト以上にマーケットインな本が
たくさん出ているからかもしれません。

まあ、売れないと出版社も商売あがったり!ですから、
売れる本づくりはなによりも大事なのですが、
売れることばかりに目がいって
売り上げ数字ばかりを気にしすぎて
挑戦ができなくなりすぎるのも、
たいへんよろしくないと思います。

本って、やっぱりエンターティンメントであるっていうか
食料や衣類などとはちがって嗜好品でもあるから
ちょっと、一種の清涼剤というか
「おもしろさ」や「目新しさ」
を与えて刺激的であることも大切ですよね。

売り上げはほしい。
でも面白い、いい本はつくりたい。

いろんなジレンマがあったりするわけですけど
そこで、ひとつ思い出すことがありまして。

それが

ロマンとそろばん

です。

KADOKAWA以前の組織に私がいたころ、
その組織のトップのかたが常々おっしゃっていたこと。

本作りは「ロマンとそろばん」。

夢だけを追いかけてはいけないし
利益ばかりを追いかけてもダメになる。

ロマンとそろばんのちょうどいい塩梅で
本作りをしよう!

ってよく言っておられました。

KADOKAWAにいたときは、
正直「そろばん」が強すぎて
それがちょっと堪えてしまって
退社のきっかけの一つになってしまったのですが、
やっぱり「ロマン」を失うと
人はモチベーションが下がって
パフォーマンスも悪くなる事を
学びましたね。

「ロマンとそろばん」の感覚は
これからも忘れないようにしたいものです。

 

 

そして、商業本の世界では「ロマンとそろばん」
両立している本こそが、
読者からの支持も強いかな
と思います。

 

 

 

 

出版を目指す人も
「ロマンとそろばん」
を忘れないように
していただければと思います。

 

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