ビジネス・実用書出版コンサルティング。
出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉です。
ビジネス・実用書の世界では1冊本を出すとやはり9割以上の著者さんが
>2冊目、3冊目と本を出していきたい!
と思われるかた、そういう発言をなされる方は非常に多いです。
ですが、不思議なことに本(ビジネス・実用書)の世界は1冊出したから、自然と2冊目・3冊目とオファーがくる、、わけではない!のが現実だったりもします。
2冊目、3冊目、、と連続して本を出していき、まさに「著者(作家)」として活動する「あえての」意思と行動が大事になってきます。
今回は、連続(継続)して著者活動ができるためのコツを3つお伝えします。
1)「著者として生きる」と決める
意外に「著者として生きる」ことに覚悟が定まってない人が多いです。
商業本を自分のビジネスの広報ツール・・自分を表現するツール、自分の伝えたいことを「形にするもの」・・程度にしか捉えてない人ほど、この傾向は高いかもしれません。
一方で2冊目、3冊目と続々出していく人に多いのは、まさに「DO」ではなく「BE」の考え方で生きているなあ、と鑑みて思います。
そう
・私は「著者である」と決めている
・著述業をやるんだ!と決めて行動している
・著述家である、ビジネス書作家である、と発信+公開している
こういう「BE」の部分を大事にしている方ほど、連続して出す傾向は高いな〜と思います。
スピ的な話かもしれませんが、やはり「あり方」って大事ですなのですよね。
だって「著者」って・・誰かからその称号を与えられるものではなく、資格でも認定〜みたいなものでもありません。
本が出せたから著者、、でもないのです。
「著者(作家)である」と自分で決め、意識して行動するから、著者として活動できる世界なのです。
あり方=BEを整えるだけで、意識と思考が変わって、現実化もめちゃくちゃ早くなりますよ。
まさに「BE→DO→HAVE」の世界観で生きてないと、ことが運んでいかない世界でもあったりします。
2)処女作を大事にしている(売っている)
よく「1冊目が売れないと、2冊目・3冊目・・と立て続けに出せないんですよね??」
という質問を受けます。
現実的な回答をズバリ言ってしまえば・・
「そうです」
と答えざるを得ない。
だから、処女作(第1作目)は著者にとって大事にしていただきたいな、、と思います。
執筆〜書籍制作においても真剣に取り組んでもらいたいです。
1冊目の売れ行きは、、
2冊目・3冊目と出したい・・とあなたが思っても、必ず出版社の「企画会議」で取り沙汰されます。
「この著者、前作いくら売れてんの?」
こうやってダイレクトに編集長をはじめ上役の人たちが「あなたの1作目(前作)成績を突っ込んで」きます。
だから、売れないよりはしっかり売っておく、、著者自身としてもできる範囲でも良いので販促を頑張っておく、、
大切なことなのですよね。
ご自身が手がけた本でもありますから、既出本はしっかり販売・広報を行なっていきましょう。
3)本になりやすいテーマ・コンテンツをアウトプットし続ける
ただ著者さんの中には、1冊目がめちゃ大ヒットじゃない!という現実であっても、2冊目・3冊目・・・と次々に出版のオファーが舞い込む人がいます。
特に1冊目がめちゃくちゃベストセラー、、でもないのに、2冊目・3冊目と次々出版が決まる人もいます。
この人たちの特徴は、、
>商業本として扱いやすいテーマ、コンテンツをアウトプットし続け、、
>起業家・経営者としてビジネス世界における認知を上げ続けている
タイプの人が当てはまります。
あなたが属するビジネスの専門業界内、SNSやWEB上などで、
・注目を集め続けている、
・多くの人が発信や発言に気をとめている(気にかけている)
・その界隈で「有名」なポジションにい続けている
こういうことを自分からやっていますか?
やり続けていますか?
かつ、商業本として扱いやすい、本にして売れやすいコンテンツや発信(アウトプット)を続けているでしょうか??
・・・上記のような行動を起こしている人ほど、、
前作の成績に関係なく「2冊目・3冊目と決まりやすい」状態にあることが多いですね。
ということは、やはりある一定の「売れっ子起業家・経営者」としてのポジションを築いておく・・行動を継続しておくことが大事ですし、、
発信の世界で「オピニオンリーダー」的な立ち位置に鎮座する”ブランディング”をあらかじめ、成立=構築しておくことも大切になってくるでしょう。
いずれにせよ、絶え間なく著者としてビジネスパーソンとして「器量」のレベルを高めていく努力と行動は継続してやっていくことが重要・・と断言しても良いでしょうね。
待っているだけでは、商業本のオファーはやってきませんよ。
ということで。本日は著者として「一発屋で終わらせないために大切なこと」について書かせていただきました。
お読みいただきありがとうございます!
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