出版の基本

起承転結で書いてはいけない。

書籍編集者・プロデューサーの渡邉です。

 

 

今日は文章のお話です。

どんな文章を書くと伝わりやすいのか、上手い文章!と言われるのか・・・、そんな質問や潜在的な疑問が少なからず多く寄せられます。

SNS時代ですからね。

伝わる文章

魅せる!文章

そういう文章に変わるスキルを教えて欲しい!というニーズは多くあると思います。

編集者という視点から、ビジネスにも活用できる「ビジネス書・実用書」独自かつ鉄板!の文章ルールについてお伝えします。

まあ、はやい話が・・・、

起承転結で書いてはいけない。

です。

はい。タイトルそのとおりですね(笑。

ではその本質について述べさせていただくと・・・。

「結・起・承・転・まとめ」で書く!

です。

これがスタンダードルール、基本の骨組みであることを覚えておくとよいでしょう。

>結論から書く

>答えから伝える

が鉄則です。

結論からかいて、答えから伝えて、「なぜそうなのか」「どうしてそういえるのか」という”理由”を深く論じていく。んで最後「まとめ」として、第二の結論に落とし込む。

これが一番伝わりやすく、読む側も納得いきやすい文章の骨組みであるといえましょう。

実際「ビジネス書や実用書」はほぼすべてこの基本構造にそって、執筆・編集されています。

そして、この基本構造にともなって大ヒットしている教養テレビ番組もあるんですよ〜。

それが、、、

『チコちゃんに叱られる!』
https://www4.nhk.or.jp/chikochan/


(東京駅近く丸ビルにいるチコちゃん)

です。

NHKの看板番組ですね。

「ぼーっと生きてんじゃねえ!」

ってあれですよ(笑。

この番組、最初チコちゃんから「質問・疑問」が提示されて、ゲストが解答するべくどんどん発言していく。

答えが間違ってると「ぼーっと生きてんじゃねえ!」、見事当たっちゃうと「つまんない奴だな…」って、チコちゃんが応える(笑。

その後、チコちゃんから「真実の答え(結論)」が伝えられる。

専門家の先生によって「なぜ、その答えが導き出せるのか」の理由が深く述べられていきます。

最後に「まとめ」として答えのテロップがながれて、専門家の先生からチコちゃんにユニークな質問が与えられ、チコちゃんが笑いで落とす。

この構造、じつにビジネス・実用書での「伝え方」と同じなんです。

結論が先→そっから「理由&説明&解説」→まとめ(オチ)

だからこそ、ヒット番組になっている!と論評する人々もいるくらいです。

単なるクイズ番組になっていないし、起承転結形式ではないんです。

まさに・・・

「結・起・承・転・まとめ」

な構造になっている。

だから伝わりやすい。

だから納得がいく

だから深い知識も身につく

学びも得られる

見てて楽しめる

・・・・・・

基本構造を覚えておくと、あなたのブログやSNSでの発信もレベルの高い伝え方ができ、発信力があがりますよ。

事実、著者のブログやSNS、売れっ子起業家・経営者の発信をみていると、この基本構造にそって文や伝え方が形成されています。

先に結論・先に答え。それから理由…。さいごに「まとめ」。

もったいぶらない。惜しみなく先に与える…ことが、令和の発信やビジネスのキーポイントともいえるでしょう。

参考になれば幸いです。

 

 

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