出版の基本

企画書を書く前に、自分史や起業史を書き出そう

書籍編集者・プロデューサーの渡邉です。

 

 

 

先日、東京近郊にて長期出版コンサルティングのセッションでした。

ビジネスはバリバリだけど、とても物腰の柔らかい女性経営者さんとのセッションのなかで、改めて自分でも大事だよな〜と思ったのが「自分史」や「起業史」の重要性。

出版を!と考えた時に盲目的に「出版企画書」を書き始める人たちが多数とおもいますが、それ以前にやったほうがいいことが「人生とキャリアの棚卸し」。

経営者であれば「起業史」だけでも構わない。

自分がどんな変遷を経て、今の仕事に従事することになったのか、その中でどんな心の変化や環境の変化があったのか・・・などを一度詳細にレポートに認めてみるのをオススメします。(実際、コンサルでも起業史や自分史を書くことを宿題にさせてもらっているクライアントさん多数です)

 

なお、このレポートを行ううえで大事なのは、思うがままに、包み隠さず自分の仕事や生き方・実績・心の状態・素直な感情をありのままに書き出してしまうこと。

そういった「全部出し!」のアウトプットを行うことで、実は他の人にはない「オリジナリティ」だったり、「出版のアイデア」「企画の芽」というものを見つけることだってあるんです。

出版企画書を見る中で、圧倒的に「こりゃだめだ〜」とおもうものの9割以上が、ご自身の本質的な魅力や能力や個性が「6割も表現されていない!」ってこと。だから出版企画そのものもうすっぺらいし、商品としての魅力にかけるし、企画書の内容もとてつもなく薄っぺらくなる。

よって、編集者から「ポイ捨て」されやすい企画書になる。

 

 

本もそうだし、発信もそうだし、それらを表現されるために必要となる「文章」ってあなたが知らないだけで、完全にあなたそのものの人間性を如実に表していますからね。

その意味でも、綺麗におおいかぶそうとしたって無駄なんです。

綺麗な文章を書こうとしたり、うまい文章を目指そうとする人は実は「見栄っ張り」で「優等生気質」が多かったりしますよ。そういう方ほど、著者になるのは難しいかなあ…。。

そんなことではなく、本当の自分の姿・自分の言葉・素直な感情を表現する体で気取らず・飾らなく、リラックスしてアウトプットしたほうが、完璧に「人の心をうって」「人を動かし」ます。(それをやって、文章上達のスキルをいれたほうが、最速でうまい文章が書ける)

 

 

 

ありのまま〜といったらよりわかりやすいかもしれないのだけど、その意味でもいかに「あなたらしさ」と向き合うかが大切なのではないかと。

陽と陰、光と闇、そういうものが両立してこその「魅力」なんです。

その根っこをあぶり出すことから、真の本作りが始まるのではないかな、って私は思っています。

 

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