出版の基本

夢の印税生活?!

書籍編集者・プロデューサーの渡邉理香です。

 

 

出版に関して、かなりの確率で話題になるのが、、、

 

 

印税

 

 

のおはなしw。

 

 

 

 

たぶん、皆さん本がうれたら・・

 

 

 

夢の印税生活・・・!

 

 

 

なんてウキウキされる方も多いのでは・・・と思います。

 

 

 

 

さて、それではこの「印税」に関し、わりと一般的な状況をお話しします。

 

そもそも「印税」とは、

著作物の利用者(レコード会社出版社放送局など)が、著作物を利用する対価として著作者著作権者に支払うロイヤルティーの一種。著作権使用料と同義。とされています。(以上はウィキペディアより。なお、すごーく詳しく整理されてまとまっているページなので、お時間ある方は「印税」の詳しい状況について、読んでみてください。https://ja.wikipedia.org/wiki/印税

 

 

 

 

 

で、出版社が著者に支払う印税は、慣習的かつ一般的に

 

定価に対し8〜10%

これに、発行部数を掛け算(なお、最近では「実売部数制」を取り入れている出版社も多数でてきているので、要注意!本当に詳しい数字については、自分が出版する会社との契約時に確かめてください

 

です。

 

 

そして、最近のビジネス・実用書の業界では、最初に刷る部数(初版・しょはん・とよみます)はおおよそ4000〜6000部くらい。
本1冊の定価は、おおよそ1400円くらいが平均。。

 

これを計算式にしてみると

 

部数×定価(消費税込み)×印税率

 

なので、たとえば最低部数で単純に計算してみると

 

 

1400円×消費税×0.1(印税率)×4000(部数)=¥びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

 

 

計算してみてください~。あえて数字のところはふせました(笑。(もちろん、税金などが差し引かれて、著者には振り込まれますよ)。

 

で、これで1刷で終わってしまうと、このまま。

2刷・3刷と版を重ねれば、もう少し増えてくるかと・・・。

それこそ、10万部・50万部とかになってくると、もっと増えますね。

 

 

 

ここで一息。

 

 

 

人によって、お金の価値観って様々だと思います。

以上の金額に対して

 

うん十分!

 

と思う人もいれば、

 

少ない!

 

と考える人もいるでしょう。

 

 

 

あと最近では、かつてに比べて、本もとにかく出せば売れる!は、なくなってきています。

よって、1刷どまりで終わるものも多いです。

 

そう考えると、とくにビジネス・実用書の場合だと、、

 

ご自身でビジネスやってらっしゃる方が、稼げるんでは、、ニヤニヤニヤニヤ

 

ということでもあるかと(うおー暴露)。。

 

 

 

なので、本を出したい!と思っている人には、何のために出版するのか、ということを本当にキチンと明確に考えておいていただく必要があると思います。

 

 

 

 

なお、印税に関しては、イケダハヤトさんも詳しく述べているので、下記も参考にしてみてください。超リアルな事実が書いてあります。

まだ東京で消耗してるの?「Q:印税生活ってできるんですか? A:無理です、無理。」http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/17165

 

 

それでは!

 

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