企画書

出版企画書が採用されない理由

書籍編集者・プロデューサーの渡邉です。

 

 

企画通過しない出版企画書で一番多いなあ、と思えるのが、自らのポジショニングと読者の設定が間違っていること。

 

 

私のコンサルティングでのクライアントさんでもいらっしゃったのですが、何十社と企画書を送るのだけど企画検討さえもしてもらえない。

編集者にさえあえない。打ち合わせもできない…。

しかしクライアントさんの「ビジネスパーソンとしての実績はとても高い」ものがあるのに・・・、です。
 

 

この場合は、完璧に「出版界のなかでの」ブランディング・ポジショニング・コンセプトメイキングにミス設定がある証拠です。
 

本来はもっと女性向けの読者に、女性的なコンテンツを提供しなければならないのに、その方にとってぜんぜん方向性が違う企画書を書き続けては提出しつづける、ということが起きていたわけです。
 

でもこれってよくあることなんですよ。
本来ご自身が持っている素質や個性やビジネスでの実績、そこから生まれるコンテンツを「適切な読者」に届けるための「設定」を行わないとよい企画は生まれないし、よい企画書もかけません。
 

このクライアントさんの場合は、出版企画の方向性をガラッと設定しなおし、それまでとは毛色がまったく違った内容へとご一緒に書き換えの作業を行いました

そうしたところ、1社のみ提出・コンサル開始2ヶ月で出版が決定してしまいました。

 

出版界はとても独特な業界です。
ご自身が「こういう人が読者だろう」「これを書けば多くの読者を獲得できるだろう」「自分は◯◯が得意だし、これがビジネスになっているから、それをそのまま企画書に書けばいいだろう」と思っていても、実は「本の世界では間違っている」ことが多いのです。

ご自身の立ち位置を「いま自分が身をおいている業界・世界の中だけ」で考えて、企画書を書くのは危険であろうと思います。

「いや、そのテーマやコンテンツだと、本の世界では読者がいなかったりもするのですよね」って思うことしばしばですから。
だから、ちょっと「ややこしい世界」です。
ご自身が見えているものと、出版界が求めているものはまったく異なっていたりもするので、このあたりは慎重に出版の世界を観察してみるか、プロに相談してみるのがやはりオススメかと思いますね。

 

渡邉の場合ですと、出版相談にてその辺り詳しく伺うことができますので、ぜひご活用ください。

 

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