企画書

出版企画書は「商品設計書」です。

編集プロデューサーの渡邉です。

 

 

数10社以上企画書をおくって、編集者に会えない、企画が通過しない、連絡さえもこない!となったら、完全に「企画」がヤバいんです。
企画書の書き方、というより「本としての商品企画・商品設計」がそもそもヤバいんです。
だから、企画設計から見直しをしなければならない
出版の場合は最低でも「編集者と企画の打ち合わせ」をする「編集者が企画会議にはかることを前提とした打ち合わせ」のステージにいかないと、その先はないといっても過言ではないでしょう。
そのためにも、やはり出版企画書はしっかり作る必要があると思います。
そして企画書は「商品設計書」であるともいえますよね。
実は私のもとにご相談にお越しいただく方は、初めて出版を考えるという人以上にすでに出版塾などに所属していたり、出版活動を行ったことがある(著者)という方々のほうが多いです。
ということは、企画書の書き方の基本は知っているが「商品設計」ができていないということ。

 

「本としての商品設計」が行われていない場合、結構致命的です。

 

でも皆さん意外とこの視点が欠けていること、多いのですよね。
自分が書きたい、伝えたい、教えたい!本の内容しかかけていないってことです。
大事なのは「読者が欲しくなるか」「読者が学びたくなるか」「読者がインプットしたくなる情報か」を考えることです。
読者=お客様だから。

本の世界は「ビジネス」。
出版社は本という「商品をつくるメーカー」です。
であれば自ずと「自分が書きたい」ではなく「読者が求めていること」へ目線が自然といくことないですか?
もっとわかりやすくいえば「ペルソナ」をおもいきって設定してみてもいいでしょう。
ビジネス・実用書は「読者の問題解決」のためにある本で、小説や文芸系の本とはまったく作り方やニーズが違います。

 

 

現場の編集者は「読者」をいつも考えています。
口癖は

「そういうテーマで、読む人どれだけいるのかな?」
「買ってまで知りたいことかな?ブログなどでよくない?」

 


などです(他にもいろいろありますが)。

ぜひ改めて問いかけていただければと存じます。

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最近では…

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