元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉です。
3月も6日。春になると様々な「便り」が届いてきます。本の世界だと「新刊が出ました!」というのが大きいでしょうか。
今回、KADOKAWA時代から今に至るまで、編集担当として&出版プロデュース等でも継続的に支援させていただいている文筆家の”中道あん”さんから「新刊が出来上がりました」と嬉しいお知らせを頂戴しました。
加えてこの度お世話になった「自由国民社」の編集担当さんから、1冊ご献本もいただきました。
それが『「誰かのために」を手放して生きる』です。
Amazonなどでも絶賛発売中!
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帯のコピーが秀逸ですね。「これまで「家族のために」生きてきた自分に、革命を起こしてはみませんか。」とは、これまたダイレクトに刺さるwordingで、素晴らしいな〜と感じ入りました。
コンテンツについても、中道あんさんの「思い」「感じたこと」「実践したこと」「実践しての結果」「そこからまたどんな一歩を踏み出すか」の観点から、率直かつ丁寧な”実用エッセイとして”、心に響く内容にまとまっています。
それにしても、、、この本を読むにつけ、そしてSNSも含めリアル社会においても「日本の女性は、誰かのために色々なことを”しすぎ”」だと思いますね。
完全な女性への”ライフスタイル教育(しつけ・慣習)”によるところが大きいでしょうね。
そして男尊女卑は「女性の側も加担して、推進してきた」という側面は・・もう否定できないですよ。
「台所を女の城」にしちゃってるあたりなんかは、私の母や祖母を鑑みても、そういうことなんだよなーって感じること然り。
ここから、もう脱却していかないと。
飯炊き女になってては、アカンです。
もちろん、主婦を否定するつもりはないけれど。。ウキウキワクワクで主婦をおやりになっている人、、日本人でも数%、、でしょう。
ここが問題なんですよね。。
みんな「昔から言われてきたし」とか「女性はそうするのが当たり前でしょ」・・みたいに「誰か(権力者)が勝手につくった価値観」に振り回されいることが、問題だ、って思うのです。
それで傷ついたり、辛い思いしたり、嫌な気分になる女性が「ゴマンといるモンだから」さ。。
最近では、いろんな著者さんが「女性はもっとワガママであっていい」「ちゃんとする・・みたいな謎の束縛からいい加減離れなさい」「女性の方がもっと自己愛を磨かないと」・・・という良質な発信や著書を出してはきていますが、まだまだ世の中は変わらない。
とくに日本人は「滅私奉公」という謎の言葉の慣習や因習に今だに振り回されています。
自分のことより相手のこと・・・って。。。本当なのかよ!って感じだけど。
実はやっていること「ミイラ取りがミイラになってないか?」。そんな現実を作ってない?・・とも感じる出来事に遭遇することが多い。
そもそも「滅私奉公」てのは、自分を捨てるんじゃなくて「変な”自欲”を手放して、貢献していこうよ」って意味であって、自分を下げることでも卑下することでも、自分を亡くして・自分が先回りして世話して尽くすことでは・・ないんだよね。
そういうことやってるから、自己肯定感を下げ、承認欲求ばっかが肥大して、逆に生きづらさを増長させるのだよ。
ここ、勘違いしている人、、全然多いと思います。
そんな「悪い慣習」「もう時代にそぐわなくなったルール」から、いい加減自分自身を解放する習慣を身につけ、行動に落とし込んでいかないと、ですね。
先回りして、なんでもやってあげる、って決して「親切」ではないし、気遣いでもない、ってことをあんさんの体験とそこからの「学びのシェア」によって、私たちにまざまざと生き方の変革を促してくれます。
「50代からの生き方」とあるので、もちろんその層が主ターゲットではあるけれど。。。
それ以外の世代にも響くタイトルと装丁、内容にもなっているのでより広く伝播していってほしいと願わずにはいられないですね!
気になる方、ぜひご購読くださいね(^^
今回の中道あんさんも、「出版相談」を経て長期の出版コンサルティングを導入いただき、商業本刊行に至られました。
商業出版したい!そう思われたらまずは「出版相談」へお越しください。
詳しくお話しをお伺いし、最適な出版方法についてご案内させていただきます。