出版マインド

タダだから商業出版!だと危険。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉理香です。

 

 

>商業出版は、出版社が費用を出してくれるから、おトク。

>出版社さんが、編集者さんがいろいろ無料で「原稿づくり」や「本作り」の指導をしてくださるから、いい。

>自分には力がそんなにないけど、出版社が力を貸してくれて本をだせれば、クライアントさんに配って、自分の思いや本当に伝えたいことを伝播できるから得。

 

 

 

みたいな…。

 

いや、、ほんとまじで多いのですよ。

 

渡邉調べで8割以上は、「商業出版が、出版社が”してくれる”期待度高い」ことが多い。

 

 

でも、これって違うのです

 

確かに本は、とくにビジネス・実用書は「名刺代わり」にもなりますので、自分がいなくても情報を伝播することはできます。

 

しかし、出版社は「法人」です。

 

老舗の名のある出版社は、40年〜50年、なかには100年近く「事業経営」をきっちりやってきている、れっきとした企業です。

だから、著者(著者候補)と出版社の関係性は「法人取引」になります。

 

出版社も「きちんとした人」を著者にお迎えしたい。

 

信頼性のある方・信頼が高い方と本を出したい。

 

だから、著者(著者候補)となる人が、社会的信頼が高くないと、出版社も信頼しません。

 

もっとはっきりいうと、、、

 

 

売れていない経営者の本は出しません。

売れっ子経営者の本を優先して企画検討するし、出します。

以前ご紹介したビジネス書の著者である「鈴木進介さん」のインタビュー(著者VOICE)を再度掲示します。https://rikabook.com/archives/1166

 

本を出したい経営者が勘違いしやすい点を「失敗談」として、オープンに語っていただいています。

 

商業本は、無料広告でも、無料であなたの思いを伝えてくれるツールで…あるようで、ありません。

 

 

そして、、

売れている起業家・経営者ですか?

きちんと経営はできていますか?

しっかりクライアントを確保できていますか?

儲けられていますか? 稼げてますか?

法人成りしていますか?

個人事業主でも、SNS等で圧倒的な影響をたかめていっていますか?

 

何千・何万人ものお客様に「ありがとう」を言われていますか?

 

自分が属する業界で、特出すべき突き抜けた存在に成り得ていますか?

 

「有名になる覚悟」はできていますか?

 

 

 

出版に「一発逆転」はないし、

企画がいいから、で出版はできません。

私も出版社へのアプローチを重ねていますが、

とにかくあいもかわらず「出版企画書」がたくさん送られてきているそうです。

でもその8割以上が、企画会議に検討もされないまま、出版社から跳ね返されます。

>実績が弱い

>どこにでもいそう

>事業規模が小さすぎ(年商1000万円いってないとか)

>クライアント数が少ない(影響力が広範囲に及ぼされていない)

>カリスマ性を感じない

>ネタのインパクトが弱い

>企画が面白くない

>個性的でない

>そもそも出版の世界で「売れないテーマ」の企画書をつくっている

・・・・・・

 

これ、すべて著者(著者候補)からアウトプットされていることです。

本で事業をどうにかしよう…

本を活用して事業を活気付かせたい…

出版でゼロから知名度を高めたい…

 

ではなく、

「事業を軌道にのせて、成功させて、その実績内容を本という形でさらに広くシェアする」

 

これが商業本の基本スタンスです。

>>
本で事業をどうにかしよう…

本を活用して事業を活気付かせたい…

出版でゼロから知名度を高めたい…

>>

 

 

これをお考えであれば、自費出版や協力出版のほうが…本当におすすめです。

 

商業本は、確実に「実績ベース」です。

なので、実績が弱いと出版にたどりつけません。

 

古い世界・厳しい業界、、、そう思われるかもしれませんが、この現実から逃げずに努力した人が、著者として活動できています。

 

その意味で、、、自分はどこの立ち位置にいるのか。

商業本を出せる実績になっているか?

自分が考えている企画は、本になるか?

そのあたりのところは「出版相談」でお話させていただいておりますので、ぜひご活用くださいませ。
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