出版の基本

「まず、ビジネスを成功させる」が出版の王道ルール

編集プロデューサーの渡邉理香です。

 

 

誤解をおそれず申し上げると、ビジネス書や実用書の領域における商業出版でガツーンと決まって、その後ステージがアップしやすい人って、やっぱ「野心」っていうか「突き抜けていくぞ!」という心をもっていたりしやすいかな、って思います。
表面はニコニコしてて、あたりも柔らかくて、スマートで、超素敵だったりもする方多いのですけどね。

 

 

経営者として(あるいはサラリーマンでも)しっかり稼いでいる方ほど、そのマインドは前提的あるいは「ナチュラル」にあって、面白く・出版しやすいコンテンツを保持していることが多い。
編集者からも「お!」と思っていただける、企画書にもなりやすい。

 

 

 

商業本は、多売してそれこそ何千・何万を超える人たちからお金をいただかないといけないビジネスです。
だからこそ、ご自身のなかで「お金のブロック」がかかった状態だと…「受け取れない」ってことの証になっちゃって、難しくなるんじゃないのかな…って思うわけです。
そのマインドのままだと、「普通の人」なんですよ。普通の人の普通の話を読みたい…はずはないんですよね。

 

 

超ダメダメであっても、いまは成功していたり、アホみたいな失敗をおかしていても、そこから這い上がってお金からも何からも自由な生き方をしている!という人の「振り切ったエピソード」がやっぱ面白かったりするし、売れることも多い。
内容への賛否はあれど、そういう本は売れるのです。うむ、不思議。

 

ある経営者の発信で「売り上げがすべてではないけど、売り上げは社会貢献の金額。稼ぐってことは、それだけ世の中に大きな影響を与えていること」ってあったんですが、これってそうだと思うんですよね。
お金をしっかり稼いでいるということは、”ありがとう”をたくさん受け取っている証でもある」という成功者の話も聞いています。
んで、さらに大事なこととして、一世風靡した経済ドラマ『ハゲタカ』で、敏腕ファンドMGの鷲津政彦のこんなセリフがあるんですよ。

 

 

「金持ちになれってことじゃない。きちんと事業するってことだ」

 

 

 

お金持ちになっている人や本をだしているって、結局「きちんと事業(ビジネス)をしてきた結果」だと思います。
その中でも、山あり谷あり…人生いろんなことがある。
「はあ!?」「ありえん!」「あかーん!」「なめんな」って思えることだってある。
いっぽうで「すごい!」「ためになる」「共感できる」「学ばされました!」とたくさんの”ありがとう”を受け取ったりする。
でもそれが、裏を返せば「世のため人のため」になることにつながって、面白い本のネタになるのです。
ああ、不思議なことに。

 

 

自戒も込めておりますが、出版したいなら、まずはきちんと「事業(ビジネス)をしよう」。
特に女性の起業家さんの間で、ちょっとその意識が薄いまま商業本をねらう人がいますが、残念ながら順番が逆です。

 

事業の成功→その高い実績にもとづいた「出版」

 

実際、読者の心理は「成功している人から学びたい」ですから。

 

この道が王道でありキホンですし、それが「本の道」に繋がる最短最速ルートです。