出版マインド

丁寧に文章を書くクセをつけよう!

書籍編集者・プロデューサーの渡邉理香です。

 

 

 

「ブログを更新するのに時間をかけています!」「時間かかります」という方いますが、出版を目指すのであれば、それくらいかけるのって普通だし、当然。
文章書くんだもん。
商業本って何ページあると思います?
とくに読み物系だと最低でも200ページはあるのです。
その1ページあたりの文字量は平均すると400〜500字くらい。
それが200ページ近くあるから、単純計算でも80,000〜100,000字はいくわけで。
量がいるんです。
そして、それを書く時間って、やっぱりそれなりに時間かかるし「時間はかけるもの」「時間かかっていいもの」だと思います。
そして「文章を書く時間は”とるもの”」です。これを日頃からやっておかないと、執筆もできませんよ、って話。

 

本って「でき上がるまで」にも時間かかります。
1週間や1ヶ月でぱぱぱぱーーーん!ってできない。
最低でも5ヶ月〜6ヶ月はかかります。
1年かかるときだって、フツーにある。
執筆期間だって、3ヶ月〜それ以上はゆうにかかる著者さん多いんじゃないかな(早い人は1ヶ月でやる人もいるけど)
簡単にぱぱぱぱーーん!ってできるのは、電子書籍とかオンデマンド本などの「簡易出版」くらいではないでしょうか。

ものを書くって、集中力もいるし、体力もいりますよ。
そして何より「自分と丁寧に向き合う」作業にもなってくる。
基本は誰も手伝ってはくれないし、一人作業にはなってくる。
孤独でもあるでしょう。
でも、それが大切なんです。

 

丁寧に文章を書く、丁寧に読者のためにコンテンツを作っていくことが著者の仕事。
それを「大多数の人に買ってもらわないと」「ありがとうございます!って言われてお金もらわないと」いけないわけだから。
商品(本)のネタをきちんと構築していくことが大切です。
雑だったり、大雑把でザザっとやる!は違うと思う。

 

本作り(メディア構築)は想像以上に「緻密さ」「細かい作業」「継続する力」が必要な仕事でもあるのです。

 

 

起業ならまた話は別でしょうが、本を目指すのであればネタがとても重要。
ようは「本になるコンテンツ」を仕込むことが大事。
書けばいい!ってもんでもない。
いかに、読者に受け入れられるコンテンツを「熟成できるか」が、著者のつとめです。

 

 

これもなんども聞く話なんですが「いやあ〜本てやっぱ大変ですよね」「もう死ぬかと思った」「産みの苦しみがー!」「本つくるのは・・・労力いるなあ」っておっしゃる著者は多い。
でも!
「また書きたいですね」「また出せるよう仕込みますよ!」ってニコニコしながら発言する人も多数派なわけで。
ある意味「ドM」さんなのかもしれません。著者という方々は。
Sは編集者だったり出版社だったりもあるけど(笑、最たるものはやっぱ「読者」ですよ。
読者が一番厳しいですよ!これマジほんと。

 

読者のために、なんの貢献をどれほどの熱量と質と量で提供できるのか。
それをイメージしてもらえると、書くのに時間がかかるとかって、当たり前になってくる。
実際先輩作家たちは、その辺をしっかりやってきて、私たちに多大な影響を与えていただいているわけですから、がんばりましょう(^^。

 

 

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